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バンコクエアウエイズ入社
大学を卒業した年の6月、タイ・バンコク、ドンムアン空港勤務のグラウンド・ホステスとして、私はバンコクエアウエイズ社に入社した。

タイ人の同期十八人と一緒に三ヶ月の訓練を終了し、めでたく本採用になったのが8月。
ワーキングパーミットも手にして正式にタイ人社会の一員となった。

バンコクエアウエイズ(航空業界コードではPGと略して呼ぶので、ここからはPGと記す。どうしてPとGなの?という疑問は、脇において忘れましょう)は、サムイ島という南部のお気楽リゾート地への線を中心に、主にタイ国内を飛んでいる小さな航空会社だった。
小さい、というのは、もちろん、規模が小さい、というのもあるのだが、飛行機も小さかった。
ATR―71という、七十人乗りのプロペラ機が主要機種で、一機あたりのスチュワーデスの数も、ニ人、と少ない。
タイ国フラッグキャリアのタイ国際航空と、気分的には張り合っているようだったが、社員数にしても、使用機種にしてもお話にならなかったし、チェックインカウンターだって、隅っこの方にあって、うらびれた病院の待合室のようだった。
ぼちぼちと国際線も開拓しはじめて、バンコクからの直行便ではカンボジアのシエムリヤップなどに飛んでいたが、国際線のチェックインなんて、マニュアル作業だったものだから、団体さんが来たりしたら、てんやわんやだった。

マニュアルというのは、文字通りコンピューターでなく、手作業でチェックインをしていくことで、七十名ほどが並ぶ名簿のなかから、一人一人のお客の名前を探し出してチケットと照らし合わせていく。これはコンピューターなら一発ですんでしまう作業なのだが、マニュアルだと大変面倒くさい。
ローマ字でずらずらと、それも順不同に並んでいる中から同じスペルを探すのは、時間のかかる、非常におっくうな作業である。
さらに、荷物の数やら重さやらチケット番号やら国籍やらをボールペンで手書きしていくのだが、座席表から空いている席を探して選んで、はい、いってらっしゃいませ、と思ったら、あ、窓際にしてください、とか言われたり(手書きだから、書き直すと汚くなる)、名簿に名前がなかったり(この場合予約が取り消されていたりして、満席だとその人は結局乗れなかったりする)、パスポートが偽物かどうか調べなくてはいけなかったり(そんな余裕はありません)、気づいたら長蛇の列ができていて、ブーイングが聞こえてくるわ、搭乗時刻はせまってくるわで、パニックに陥るのである。

2000年問題のとき、日本の大手の航空会社が、コンピューターがダウンしたときのためにマニュアルでのチェックインの訓練をしています、なんて、テレビでやっていたけど、PGなんて万年2000年問題だ。

ちょっと旅なれたお客様や、プロの添乗員さんなんかが、げっ、手書きでやってるの?とよくびっくりしていたので、他ではなかなかないのであろう。

搭乗時にも、その小規模さを再確認させられる。
お客の何人かが必ず、駐機場に鎮座しているわが社のプロペラ機を指差して、
「やー、うっそー、もしかして、あれ乗るのー?」
などと、必ず喜ぶのである。

それくらい、小さな航空会社だった。
従業員数も少ないからから、空港勤務の人たちは、「スチュワーデス」はもちろん、「オペレーション(飛行機の全体的な動きを管理する人たち)」から、「お荷物係の人」まで、みんな顔見知り。
チェックインや搭乗など、地上での旅客ハンドリングを担当する「グラウンド・スタッフ」は約五十名ほどだったが、そのなかでただ一人の外国人で日本人(ちなみにスチュワーデスにはすでに日本人が当時で三人ほどいた)だった私にとって、他の部署の人たちにもまんべんなく覚えてもらえるというのは、非常に都合の良いことだった。


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恐怖のトランシーバー
空港グラウンド・スタッフの仕事にはトランシーバーがつきものである。

出発時刻の三十分前、国際便なら四十分前にチェックインカウンターを閉め、チケットの数を確認後、まず、乗り換え(トランジット)のカウンターにいるスタッフからトランジット客の名前や人数、荷物の数や番号の報告を受ける。これで、その便に搭乗予定のお客リストが完成する。
荷物の合計数が出たら、数が一致しているかどうか、地下(というか外)にいる荷物係の人に確認する。
総重量も報告する。
数があわない場合、どれがないのか見つけ出すために、リストに書き込んだタグナンバーを一つ一つ伝えて、確認する。
次に、オペレーションを呼び、お客の数や、VIPやハンディキャップ客の有無、荷物の数と重量などを報告する。
続いて、機内食。ケータリングを呼んで、お客の総数とスペシャルミール(たとえばベジタリアン食など)の有無とその座席位置を報告。
一段落したら、搭乗ゲートに待機させるバスを呼ぶためにドライバーを呼び出し、VIPがいればVIP用の車のドライバーにも連絡をとる。
搭乗口で待機後、オペレーションからの搭乗準備OKの報告で、搭乗開始、となる。
搭乗券の数を確かめて(もちろん、わが社はこれも手作業)、お客の数が足りなければ、探しに行く。
館内アナウンスもするが、基本的には手分けして走って探す。
いたよー、手荷物検査につっかかってるよー、今そっちに向かってるよーと随時報告しながら、お客を走らせる。

これらすべての過程、そして他にも様々なコンタクトがトランシーバー(無線)でのやりとりになるなのだが、タイ語で、というのが私にとっての悩みだった。
面と向かってしゃべるのならば、手振り身振りも手伝ってほとんど支障はない。
電話だと、見えない分ちょっとわかりにくくなる。
それがトランシーバーとなると、一対一ではなく、トランシーバーを持っている人全員、つまり空港勤務のPG社員全員の耳に私の声が入ることになる。
だから、あがり症の私は極度に緊張してしまい、発音も声調もめちゃくちゃになってしまう。
すると、意味不明の言語が空港中のトランシーバーから響いてしまうのである。
誰だ、トランシーバーで遊んでいるやつは、と初期のころは思われていたらしい。
これがはずかしくて、嫌で嫌でしようがなかった。

トランシーバーの時に限らず、外国人のしゃべるタイ語は、完璧でない限り、ネイティブにとってはどこか愉快に聞こえるらしい。
日本語のまあまあ流暢な外国人(外国語圏の人)がしゃべるのを聞いて、あってるんだけど、なんか変、とか思うのと同じで、どうしても、なんか変、らしいのだ。
英語だと、地球語、というだけあって、アメリカ英語があればイギリス英語があり、オーストラリアでもちょっと違うし、シンガポール英語もそれはそれ、と言う具合に、お国訛りということで片付けられると思う。
だけど、日本語やタイ語の場合、もちろん、方言はあっても、日本訛りのタイ語とかオーストラリア訛りの日本語、とかは基本的にはない。だから変な発音の日本語とか、外国人風のタイ語、とかになる。

旅行者だったころは、ちょっとしゃべると感激されて、タイ語上手ねー、なんて言われて満足していたが、日常的に仕事で使うとなるとわけが違ってくる。
ただでも緊迫している空気のなかで、ゆっくりしゃべっていただけませんか、なんて言っている場合ではない。こんなこともわかんないの?と眉間にしわを寄せられるのが目に見えるから、知らない単語が出てきて意味がわからなくても、きくにきけない。
かといって間違えたり勘違いしたりしていれば致命的なミスを犯しかねない。
私のタイ語のいたらなさのせいで、お客様のお荷物が無事に到着しなかったり、時には紛失してしまったり、あるいは飛行機の出発時刻を遅らせてしまったりすることだってあるのだ。

しゃべっている本人だって歯がゆい。
この忙しいのに、もうなんでわかってくれないのよー、と自分の語学力の未熟さを棚にあげていらついたりする。
あきらかに迷惑かけちゃったなーというときには、自信がなくなって悲しくなる。
 一生懸命話しているのに、はからずも変な発音だったり、単語を間違えたりしたときに、その間違えた語を繰り返しマネして、みんなして笑われたりすることもある。
こんなことをあんなふうにへんてこに言った、と伝説的に語り継がれてしまったりすると、そのたびに蒸し返されてまた笑われる。
もう話す気なくして、殻にとじこもってしまう。

基本的には無線は英語でもOKなのだが、実際には、英語が全くわからないスタッフだっているし、わかる人たちにしても、タイ語の心積もりでいるときに突然英語(それも日本風)が聞こえてきても、すぐに理解できなくて業務に支障をきたしてしまうだろう。タイ風英語と日本風英語は微妙に発音が違うので、かえって通じにくかったりする。
結局、タイ語でやるしかなかった。

 笑われることについての悩みを、仲の良かった同期の(タイ人の)子に話したことがある。彼女は、それは馬鹿にして笑っているのではなくて、かわいいから笑っているのよ、と言っていた。舌足らずで、なんともかわいいんだそうだ。
かわいいと言われて、ちょっと機嫌を直してみた。 確かに、たどたどしく日本語をしゃべる外国人のタレントさんとか、かわいいと思うし、笑っちゃうこともある。
だけどやっぱり、笑いをとるつもりでない限り、一生懸命やっているのに笑われるのは、気持ちの良いものではない。
 私のトランシーバー嫌いは、この辺に端を発していた。
 
それでも、仕事は仕事だから、笑われても、切羽詰まっているときなどイライラされても、タイ語でがんばった。
そして、最初のころこそ混乱を招いていたが、小所帯な分、私の存在をみんなが了解してくれるのもはやく、慣れてくると、お、マリサ(私)がしゃべってる、と、トランシーバーの音量を上げ、みんな心して耳を傾けてくれるようになり、返事も、わかりやすいようにしゃべってくれるようになった。
関係ないところで聞いていた人が割り込んで(電波に)入ってきて、「マリサ、今の上手だったよー」とか言ってくれることもあった。
緊張するのはあいかわらずだったが、みんなに助けられてどうにかこなせるようになった。
そのうちになんと、トランシーバーでしゃべるのが、快感になっていた。
トランシーバーにはチャンネルがあって、バンコクエアウエイズの場合、国内線はチャンネルA、国際線はチャンネルB、と周波数が決まっている。
私は国際線担当が多かったので、マリサの可愛い声を聞きたければチャンネルBにあわせましょう、とか言われちゃって、なんだかラジオのDJにでもなった気分になっちゃって、楽しくなってしまったのである。

慣れてしまえばこれほど便利なものはない。
広い空港中に散らばっているスタッフたちに、瞬時にしてコンタクトをとることができる。
例えば、私が空いた時間をつかって、国際線ターミナルのデューティーフリーなんかをふらついていて、誰も私の居所を知らないときに、日本人旅行者が国内線ターミナルのチェックインカウンターでトラブルをおこした場合。
その旅行者は英語もタイ語もちんぷんかんぷんで全くお手上げ、マリサはどこにいるんだ、と、国内線のカウンターで、スタッフはトランシーバーのマイクオンのスイッチを押す(通常側面についている)。
「マリサー、マリサー」
と私を呼ぶ声が、全てのトランシーバーで響く。
言いたいことが終わった人はスイッチから手を離す。
もちろん、私が携帯しているのからも呼びかけは聞こえてきているので、私はいそいでマイクのスイッチを押し、
「はあい」
と、応答する。
「どこにいるんだ」
「国際線ターミナルです」
「日本人客がなんか言ってるんだが、わけがわからない。助けてくれ」
「はーい。今そっち行きまーす」
そんな会話を、他で聞いていた人が、そうだ、国際線のカウンターに忘れ物してきたんだっけ、と
「ちょっと、こっち来るときに、ついでにとってきてくれるー?」
と、割こんできたりする。すると、
「ついでに、ご飯買ってきてー」
などというのが出てきて、
「こっちもこっちもー。焼き飯2つと鳥ごはん一つねー」
「カレーと野菜炒めお願―い」
国際線ターミナルにあるフードセンターは、国内線ターミナルのバンコクエアウエイズ社員食堂より、おかずの種類が豊富なのだ。
「はーい、了解しましたー」
と、私は迅速に行動を開始する。

実際にはこのような極秘任務(食料調達)などの個人的な会話のためのトランシーバー使用は禁止されている。
空港内PGオフィスのデスクいるボス(シニアオフィサー)たちのトランシーバーにも、全ての会話が筒抜けなので、遊んでいるとばれてしかられる。
だから、気軽な会話を楽しめるのは、上部の人たちがいない時間帯やその人たちがお休みの日。
それでも、仕事には関係ないんだけど、どうしても今伝えたいことがある、とか、他の人に聞かれたくないデートの約束などのために、やむをえず使いたいときもある。
そんなときは「裏技」を使う。といっても別に大それた技が必要なわけではなく、単に、トランシーバーの「チャンネル」をかえるだけ。
ボス達が聞いているのは国内線用のチャンネルAか、国際線用のチャンネルB。
基本的にみんなもこの2つのチャンネルにあわせているので、聞かれたくなければ、通常空いているチャンネルCを使えばよい。
チャンネルAかBで相手を呼び出して、応答があったら、
「ちょっとチャンネルCにしてくれる?」
と伝えて、自分のトランシーバーもチャンネルCに切り替える。
そして会話を続行すればよいのである。
が、あくまでもプライベートは保証されない。
 なぜなら、
「チャンネルCにしてくれる?」
 という会話が聞こえてきた時点で、ボスたちも一般スタッフも、お、こいつらあやしい、とみんなでチャンネルをCに合わせて、盗み聞きするからだ。
 インターネット上のチャットの個室とは違うので油断しないように。

関係ないが、トイレの個室内で水をざーっと流した瞬間に、
「マリサー」
と呼ばれてしまって、慌てたことがあった。
返答するためにマイクをオンにすれば、バックグランドミュージックにトイレの水音が流れてしまう。
あー、マリサトイレにいるんだー、と津々浦々にばれてしまうではないか。
あせった私は、身じまいもそこそこに個室から飛び出して、マイクのスイッチを押した。
「はーい」
と、冷静な声で返答はしたものの、洗面台の大きな鏡に映った私は、制服のタイトスカートが腹巻のようにずり上がって、パンツ丸見えになっていた。

ところで、トランシーバーは嫌いだったけど、搭乗アナウンスや館内アナウンスは最初から大好きだった。
これはさすがに、タイ語でやる必要はなく(やらせてもらえなかった)、英語と日本語で決まったセリフを放送する。
英語のアナウンスはどこでもやっていたが、日本語となると、あってもそれこそ意味不明に近いおそまつなアナウンスばかりだったので、流暢なネイティブの発音(あたりまえなのだが)に自分で酔っていた。

国際線の搭乗ゲートでは、他の航空会社が隣のゲートを使っていたりする。
バンコクエアウエイズの、タイ語、英語につづいた、素晴らしい日本語の搭乗アナウンスに、隣のゲートの人たちが、おおっ?とこっちを振り返る。
そんな時、こっちにはネイティブの日本人スタッフがいるんだぞー、飛行機は小さいけどすごいだろー、と、仲間達が誇りにしてくれるのがとても嬉しかった。